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新宮城跡

丹鶴城公園戦国時代末期、豊臣秀吉の甥浅野幸長の一族、浅野左近大夫によって本格的に建設が始まり、その後江戸時代に新宮領主となった水野重仲により天守閣を中心とした城が完成しました。明治維新後、遺構はほとんど壊され、今は石垣が残るのみです。城の別名から丹鶴城公園(たんかくじょうこうえん)として整備され、高台からは新宮市内はもちろん、熊野川や熊野灘も見渡せます。(2006.3.31)

駐車場 あり(無料)

耳より情報

夢熊野(長編歴史小説)

「夢熊野」は、故中上健次氏夫人:紀和鏡作、熊野を舞台に丹鶴姫(田鶴姫)を主人公にした一大歴史伝奇ロマン小説です。集英社出版。
 平家と源氏の栄枯盛衰を、熊野の眼で保元・平治の乱から鎌倉幕府の成立の時代まで描いています。熊野別当の妻であり、頼朝・義経の叔母でもあった美しい丹鶴姫の大らかで自由奔放な行動と謎に満ちた生涯を、神秘的な熊野の地・新宮城(丹鶴城)を舞台に描いたものです。霊力を持つ熊野比丘尼の長でもあった丹鶴姫が頼朝と共に保元の乱に参戦したり、鎮西八郎為朝が丹鶴姫を助けたり、また謎の忍び集団「八咫烏(やたがらす)」は、熊野の闇の奥深さを浮かび上がらせます。丹鶴姫が弁慶の実母との設定などドラマチックな構成で、一気に読み進ませる壮大な歴史物語に仕上がっています。熊野を知るための絶好の一冊です。是非一読を。
 舞台は「日本風景街道 熊野」のエリアと重なり、NHK大河ドラマにぴったりの波乱万丈の作品です。採用されれば、最大の「熊野」のPRになるでしょう。
 なお、中上健次・紀和鏡氏夫妻の長女で作家の中上紀(なかがみのり)氏は、今秋2006年の和歌山県文化奨励賞を受賞されました。(2006.12.11)

情報提供:グランドデザイン那智勝浦


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