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熊野古道(大雲取越・小雲取越)

熊野本宮大社に続き熊野速玉大社、熊野那智大社にお参りし、熊野三山詣を終えた古の旅人たちが再び本宮への帰路とするのが大雲取越(おおぐもとりごえ)・小雲取越(こぐもとりごえ)です。熊野那智大社〜小口までの大雲取越は、その名の通り雲をもつかむような難所で急な石階段やアップダウンの厳しい坂道が続きます。「円座石(わろうだいし)」や歌碑など古道らしさをたっぷり味わえます。小口〜請川(うけがわ)までの小雲取越は途中の桜峠を過ぎればほとんど下りです。いずれも峠からの眺めや茶屋跡での休憩を楽しみに歩きましょう。(2006.3.31)

大雲取越・円座石(わろうざいし)
大雲取越・円座石(わろうだいし)
小雲取越・百間ぐら
小雲取越・百間ぐら

耳より情報

楠の久保旅籠跡休憩所

楠の久保茶屋跡急な胴切坂を2.5km(約50分)下ると楠の久保旅籠跡(くすのくぼはたごあと)の休憩所に着きます。膝がガクガクします。
 昔はこの山深い楠久保に数十軒もの旅籠があったそうで、はるか北に見える小雲の桜茶屋を見せてここに泊まっていくよう客を引いたそうです。昭和35年以降、さすがに人は住まなくなりました。
 この休憩所で一息ついて、比較的緩やかな坂を30分下ると円座石(わろうだいし)、さらに約20分下ると小口、大雲取越も終わりです。(2008.3.8)

情報提供:市民の力わかやま

大雲取越 最大の難所

胴切坂地蔵茶屋を出ると、大雲取越 最大の難所に挑むことになります。石倉峠⇒斉藤茂吉の歌碑⇒越前峠⇒胴切坂(左写真)と大変な難所を進んでいきます。越前峠は熊野古道の最高地点で、標高870m。現在は植林で見晴らしは悪いですが、かっては越前まで見通せたということです。ここから、胴切坂の急勾配を下ります。胴切とは、熊野本宮大社から来てこの坂を上ると横腹が痛くなり、切れそうだとの意味だと言われています。(2008.3.5)

石倉峠
石倉峠
茂吉の歌碑
茂吉の歌碑
越前峠
越前峠

情報提供:市民の力わかやま

地蔵茶屋

地蔵茶屋船見峠からの眺望で一息入れた後山道を下り、色川の辻に出て再び山道に入ります。道端で、名もないお地蔵さんや苔むした岩が迎えてくれます。再度、舗装された山道に出て20分ほど行くと地蔵茶屋の無料休憩所に着きます。
 この休憩所は、紀州材を利用した新しく造られたものです。柱材は桧、壁板・屋根は杉の赤味材、中央には松材を使用した囲炉裏が設けられ、椅子は丸太の切り株を利用、テーブルは松の古材が使われて、熊野古道に相応しい雰囲気を醸し出しています。十分休憩を取って、大雲取越の難所に挑戦です。(2008.3.4)

名もないお地蔵さん
名もないお地蔵さん
苔むした岩
苔むした岩
地蔵茶屋への道
地蔵茶屋への道

情報提供:市民の力わかやま

舟見峠

舟見峠熊野本宮大社から熊野川を下り、熊野速玉大社と熊野那智大社に詣で再び京に帰るコースの最大の難所「大雲取越」に挑戦です。青岸渡寺の裏手から出発して、那智高原公園内を通り抜けてたところに、大雲取越の登り口があります。
 登り坂と平坦な道を繰り返し、道端の草花に安らぎながら歩いて行くと約1時間で舟見峠に着きます。舟見茶屋跡からは、はるか左手の眼下に熊野灘、右手に妙法山を眺望することが出来ます。「大雲取越」の本番はこれからです。(2008.2.10)

ツルリンドウ
古道の可憐な草花(ツルリンドウ)
バイカオウレン
古道の可憐な草花(バイカオウレン)

情報提供:市民の力わかやま

大雲取越の雰囲気が手軽に楽しめるコース

古道瞬光熊野古道で、熊野那智大社から熊野本宮大社にいく道の「大雲取越・小雲取越」、特に大雲取越が一番の難所です。一日では行けず、約8時間の険しい大雲取越を踏破した後、小口の自然の家で宿泊して疲れを癒し、翌日「小雲取越」に挑むのが一般的です。
 しかし、このちょっと行けない大雲取越の雰囲気を味わえる、小口をスタート・ゴールとした約3時間の手軽なコースがあります。熊野古道の雰囲気がよく残る「円座石(わろうだいし)⇒中根旅籠跡⇒楠の久保旅籠跡や道中の石碑」などが味わえます。途中、熊野古道から分岐して下ってきた兵連堰堤からは桜が美しく、これから丁度お勧めのコースです。
 大雲取越途中に深い穴が数カ所あり、手頃な石をこの穴に投げ込むと2、3町(1町は約9m)、行く間、石の転がる音が鳴りつづけているという。穴を覗き込んだ僧が飢餓感のため動けなくなっていると、通りかかった里人に「その穴は覗くと必ず飢えを起す恐ろしい餓鬼穴だ。木の葉を口に含んで行きなさい」と教えられ、やっとのことで寺に辿り着き命が助かったという民話も残っています。(2007.3.26)

情報提供:市民の力わかやま


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