滝尻王子と熊野古道館
滝尻王子
滝尻王子(たきじりおうじ)は、富田川と石船川が合流する地点にあります。熊野九十九王子社のうち最も重要視された社格の高い五体王子社にも数えられ、後鳥羽上皇の一行もこの社前で御歌会を催されたと伝えられます。杉木立に囲まれた小さな社殿に往時の姿が偲ばれます。(2006.3.31)
熊野古道館
熊野古道館(くまのこどうかん)は、滝尻王子の向かいにあり、熊野古道をはじめ、中辺路町の観光案内や歴史紹介を兼ねた無料の休憩施設です。観光案内・ビデオ語り部・歴史展示・休憩・グッズ販売の5つのコーナーがあります。
熊野古道にいざ出発!の前に、是非立ち寄って下調べにどうぞ。(2006.4.17)
| 時間 |
9:00〜17:00 |
| 定休日 |
なし(年末年始を除く) |
| TEL/FAX |
TEL:0739-64-1470/FAX:0739-64-1480 |

胎内くぐり
滝尻王子の左側から、「熊野の霊域の入り口」といわれている熊野古道へ入っていきます。石段になっていて、かなりの急な上りです。約15分 ゆっくり上っていくと、古道に沿って横たわる巨大な岩があります。それには人ひとりがやっと通れる程の穴(岩と岩のすき間)があいていて、地元の人は、春秋のお彼岸の日には、この岩穴をくぐって山上にある亀石と呼ばれる石塔に参ったそうです。
この岩穴をくぐることを、胎内くぐりとよばれ、女性が胎内くぐりをすれば安産になると信じられていました。女性は必ずこの胎内くぐりをして行ったそうです。(2008.1.3)
情報提供:市民の力わかやま
乳岩(ちちいわ)
滝尻王子を後に、少し古道を歩くと岩と岩の間を抜けます。右手の岩が「乳岩」と呼ばれています。そのむかし、奥州の豪族「藤原秀衡」が、夫人を伴って熊野詣でにきた時、ここで夫人が急に産気づき、ここの岩屋で出産したとの言い伝えがあります。夫妻はここに赤子を残して熊野に向かいます。しかし、その赤子はこの岩から滴り落ちる乳を飲み、狼に守られて無事だったので、奥州に連れ帰ったと伝えられています。この赤子が成長して、秀衡の三男「和泉三郎忠衡(ただひら)」になったという説もあります。(2007.3.1))
情報提供:市民の力わかやま
古道ヶ丘と陶芸館