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海辺の熊野古道(岩代・千里)

海辺の熊野古道・千里ヶ浜にある石像の写真熊野古道の中で、紀州の海を最も身近に感じられるこのコースを「海辺の熊野古道」と呼びます。岩代王子から千里王子までは、古道中唯一の浜づたいの道を歩いたところで、千里ヶ浜は、「伊勢物語」や「枕草子」でその美しさを讃えられました。またアカウミガメの産卵地としても名高く、毎年5月下旬〜8月上旬にかけてたくさんのアカウミガメが上陸します。ここからの夕陽は和歌山県の朝日・夕陽100選に選ばれています。(2006.3.31)

耳より情報

芳養王子

三鍋王子を後に、古道を海沿いに歩いていきます。芳養川を渡ると川口に近い右手の丘にこんもりと森に囲まれたところがみえ、そこが芳養王子です。藤原定家の熊野御幸記(ごこうき)には「早王子」「ハヤ王子」と記されています。
 芳養王子跡になっている大神社は、別に「寄言の宮(よりことのみや)」とも呼ばれています。往古氏の翁が神のお告げによって、海より流れついた両面の神鏡を見つけました。そして、この漂着した神鏡を天照大神として祀りました。神のお告げによって祀られたので、「寄言の宮」と呼ばれ現在に至っているのです。
 芳養王子を過ぎて、昔ながらの漁師町の雰囲気が残っている海岸を行くとすぐ田辺で、潮垢離浜で身を清め、いよいよ海岸から離れ、中辺路街道へと進んでいくことになります。(2007.10.8)

芳養大神社
芳養大神社
芳養王子跡
芳養王子跡

情報提供:市民の力わかやま

三鍋王子

熊野古道は、千里王子から北東の千里谷を通り、南部峠に続きます。JRきのくに線を越えると国道に出、南部川を渡って北に行くと、丹河地蔵堂(銀杏の大木がある)があり、三鍋(みなべ)王子に着きます。ここから南部駅までは20分ほどです。
三鍋王子社は、明治10年に埴田の須賀神社に合祀、明治42年には、さらに鹿島神社が合祀、社名は「鹿島神社」となりました。従って、旧三鍋王子社の社殿は現在、鹿島神社の本殿として伝わっています。三鍋王子の境内には、喉の渇きを覚えた小栗判官が飲んだ井戸水とされる「小栗井戸」の井桁だけが保存されています。(2007.9.28)

三鍋王子
三鍋王子跡
三鍋王子跡
三鍋王子碑

情報提供:市民の力わかやま

岩代王子

岩代王子国道42号線からJR岩代駅への標識に従って少し歩きます。JR岩代駅前の小道を右に行くと踏切があって、その踏切を越えた海岸に岩代王子の跡地があります。この岩代王子は、大巳貴命(大国主命)すなわち熊野飛龍権現を主神とした神社でした。新古今和歌集に「いわしろの神はしるらむしるべせよ頼む憂世の夢の行末」と詠まれていて、和歌や名前を奉納する社であったと言われています。そして、明治41年神社合祀の際には、移祀に関係した人たちが皆病に見舞われたので、ご神体を旧社に戻し合祀をまぬがれた王子だという話が伝わっています。
また、この岩代王子からは、熊野灘の大海原を前に千里王子に続く美しい砂浜を望むことが出来ます。古の熊野詣人には最高のプレゼントであったことでしょう。(2007.9.24)

情報提供:市民の力わかやま

やしの木通り

やしの木通り国道42号は、大部分が紀伊半島の海岸線に沿って走っています。南部町内に入り、みなべICからの国道424号との合流地点から少し南下すると、右手、防波堤沿いにやしの木がず〜っと並んでいます。このあたりまで来ると日差しもなんだか強く感じられ、南国ムード満点です。(2006.8.18)

情報提供:わかやまインターネット市民塾

梅の収穫最盛期!

国道42号から海岸の方へと道を進むと沿道は千里梅林。桃に似た甘〜い香りがあたりに漂っています。梅の木の下には収穫しやすいように青いネットが張られています。ここに落ちてきた完熟の梅を短い虫取り網のような道具ですくっていきます。(2006.6.21)

黄色く色づいた梅の写真
木で完熟になった梅
梅の収穫の写真
梅、収穫中。

情報提供:わかやまインターネット市民塾

千里梅林、紀州みなべ千里浜温泉

国道42号線にある南部ロイヤルホテルの大きな案内板を海岸側に入ってすぐ、海岸に最も近い丘陵に千里梅林が広がります。その中を進むと、左に行けば紀州みなべ千里浜温泉、右に行けば海岸に下りる道があって、千里観音・千里王子に至ります。(2006.3.31)

千里観音の写真
千里観音
千里王子の写真
千里王子

情報提供:わかやまインターネット市民塾


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